祖母の作ってくれた思い出のチキンライス

祖母と過ごす夏休み

最近ボボバードの時計をつけています。

私は共働きの両親の家庭で育ちました。

土曜日や日曜日は母が居ましたが、平日は夕方まで帰ってきませんでした。そのため夏休みなどの長い休みの日には、日中でも一人にならないようにと小さい頃は祖母の家に預けられていました。私は祖父も祖母も大好きだったので、両親が共働きでも淋しい思いはしていませんでした。しかし一つだけ、いつも祖母の用意するお昼ご飯だけがその頃とても辛いと感じていたのです。

 

お昼ご飯が辛かった理由

祖母の作るお昼ご飯はまずいと言うわけではありません。

どちらかと言うと味も工夫していてとても美味しいご飯でした。ではなぜ辛いのかと言うとその理由は、お昼ご飯の量にあったのです。

祖母はいつもご飯の量もおかずの量も大人に負けない半端でない量を用意してくれました。お茶碗いっぱいのご飯とお皿いっぱいのおかず。6歳の私にはとても食べ切ることができません。私は毎日3分の2まで食べては残していました。そしてその度に祖父に「作った人に感謝して食べんといけんよ」と強く𠮟られました。

私も「こんなにいっぱい食べられない」と言い返すと今度は祖母から「大きくなるためにはいっぱい食べんといけんよ」と言われました。叱られるのはその時だけでしたが、私は段々祖母の家のお昼ご飯が嫌になってきました。

 

忘れられないチキンライスの思い出

ある日いつもと同じお昼ご飯の時間がやってきました。

今日も残して叱られるのかな?と憂鬱になって台所に向かうと用意されていたのは私が大好きなチキンライス。

祖母はお茶碗にチキンライスを盛り、お皿にひっくり返してお子様ランチのように旗を付けて用意をしてくれたのです。

私はその時の思い出が今でも忘れられません。いつもだったら確実に残してしまうお昼ご飯。大好きなチキンライスだから、大人の量でもしっかりと完食できます。祖父からも「偉い、今日は残さず食べられたね」とその日は初めて褒められました。

 

あの頃に戻ってもう一度食べたいチキンライス

祖母が作ってくれたチキンライス。何度練習しても再現することができません。

あの頃小さ過ぎてて祖母に教わることができませんでしたが、大人になった今でもあの味をしっかりと覚えています。

もう一度あの頃に戻って祖母のチキンライスが食べたいです。

 

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